9月に発足したレヴィナス協会ですが、各種サイトを作成致しましたので、お知らせします。
新HP
https://sjeloffice.wixsite.com/levinas-jp
新twitter
https://twitter.com/levinas_kyoukai
です。
よろしくお願い致します。
『全体性と無限』(仏語原典)読書会は、原則として以下の予定で定期的に開催しております。
■日時:第二、第四木曜日 17:10~
■場所 明治大学 駿河台キャンパス(12号館9階 2091教室)
※開催場所については下記のHPをご参照ください。
明治大学駿河台キャンパス アクセスマップ
http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
■次回の開催は、10月23日(火)17時10分~です。曜日が通常の開催と異なっております。
■次回は以下の箇所からです。
Totalité et infini, le livre de poche, p. 225. "La méfiance à l'égard du verbalisme..."
■研究会外からのご参加も歓迎します。はじめての参加をご希望の方は、左欄のメールアドレスへご一報ください。

レヴィナス研究会はこの度、「レヴィナス協会」と名前を変え、学会組織へと改編されることとなりました。
新しいHP等は現在準備中です。以下、設立趣意および入会案内を掲示致します。
■設立趣意
「レヴィナス協会」は、エマニュエル・レヴィナスの哲学・思想を研究する者、またそれに
関心をもつ者の相互交流を促進するとともに、国内外の研究組織や研究者との交流を進め、レ
ヴィナス研究の発展に寄与することを目的とし、2018年に設立されました。大学院生やポスト
・ドクターなど若手研究者を中心に2010年に設立された「レヴィナス研究会」を母体としてい
ます。「レヴィナス研究会」は、所属大学や学会といった既存の枠組みに縛られず、最新の研
究に基づいた独自の研究成果を公表し、それについての自由な対話や、読書会や関連図書の合
評会での議論を通じ、自主的な参加者による相互研鑽につとめてきましたが、設立以来8年を
経て、当初のメンバーが各地に分散しかつてのような定期的な例会の開催が難しくなり、また
新たなメンバーも徐々に加わってきたことから、これまでとは異なるかたちで継続的に研究成
果の公表や意見交換の場をもつ必要性が生じてきました。こうした新たな要請を受け、当初の
精神をいっそう実効的に実現させるために、「レヴィナス協会」を設立します。
旧「レヴィナス研究会」では不定期に例会および読書会等を開催してきましたが、「レヴィ
ナス協会」では、一年に一度「大会」を開催します。本会会員および本会の目的に賛同する方
がこの「大会」の場に集い、研究成果を発表し、それについて自由に議論をすることでレヴィ
ナス哲学・思想の研究を発展させることが本会の中心的な活動です。
また、本会は年に一度、フリーアクセスによるオンラインジャーナル『レヴィナス研究』を
公刊します。最新の研究成果に基づいた投稿論文は、日本語・フランス語・英語での投稿が可
能です。複数名の査読者による評価に基づき、投稿者・査読者にとってだけでなく、会員全体
、さらには幅広い層の読者にとっても、レヴィナス哲学・思想の研究の理解を深める場となる
ことを目的としています。
それ以外にも、国内外の関連する研究組織や研究者との交流を進め、レヴィナス哲学・思想
の研究を促進させるさまざまな試みをしていきます。
2018年9月22日
■入会案内
レヴィナス協会規約をお読みの上、賛同された方は、以下の入会申し込み書をダウンロードしてください。
■大会・論文投稿について
レヴィナス協会では、研究大会での口頭発表や査読付オンラインジャーナル『レヴィナス研究』への論文投稿を募集しております。詳しくは以下の書類をご参照ください。
レヴィナス研究会大会・総会
※レヴィナス研究会は、いっそうしっかりした学会型の組織への発展を目指して、9月22日の研究大会時に総会を開催します。これを機に会に参加されたい方も歓迎します。また、オンライン・ジャ ーナル『レヴィナス研究』(仮)も公刊予定です。
■日時:2018年9月22日(土)11:00-17:30
■場所:慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎1階シンポジウムスペース
■プログラム:
11:00-11:45 研究発表1 犬飼智仁(明治大学)「レヴィナスにおけるメタファー論の発生と展開に関する一考察」
11:45-12:30 研究発表2 村上暁子(慶應義塾大学)「一にして唯一なるものとしての人間:レヴィナスにおける「他者のユマニスム」のかたち」(仮題)
(12:30-13:30 お昼休み)
13:30-14:30 総会
14:30-15:15 研究発表3 石井雅巳(島根県立大学)・高井寛(東京大学)「倫理は分離を前提とする:『全体性と無限』の統一的解釈への予備的考察」
15:30-17:30 シンポジウム「『レヴィナス著作集』をめぐって」
『レヴィナス著作集』の未公刊資料を集めた3巻の邦訳が完成。とりわけ第3巻にはレヴィナス自身が青年期にロシア語で綴った詩や散文、第二次世界大戦の「捕囚生活」で練られていた小説の構想などが含まれている。そこからは、イリヤをはじめとする公刊著作での主要概念に新たな理解がもたらされるばかりでなく、エロスや文学という同時代にバタイユが抱いていたものに重なる問題系も浮かんでくる。『レヴィナス著作集』1〜3巻の邦訳公刊を記念し、その意義について縦横に論じる。
藤岡俊博(滋賀大学)「レヴィナス青年期のロシア語著作について」
渡名喜庸哲(慶應義塾大学)「イリヤとエロス:『著作集』から見えてくるもの」
石川学(東京大学)「バタイユとレヴィナス:交差、懸隔」
司会・コメント:小手川正二郎(國學院大學)
入場無料・登録不要
お問い合わせ レヴィナス研究会(levinasjapon[at]gmail.com)
ジェラール・ベンスーサン先生講演会情報まとめ
1,2については主催は明治大学文学部哲学専攻、3、4は同専攻と京都ユダヤ思想学会との共催となります。問い合わせ先はいずれも合田正人先生(mg1957@meiji.ac.jp)です。
1 レヴィナス連続セミナー
10月3、17、24日、10:50‐12:30
明治大学駿河台キャンパス、グローバルフロント15階、415C共同演習室
使用言語フランス語。
参加自由ですが、できましたら事前に合田までご連絡ください。
2 国際シンポジウム「倫理と政治――ジェラール・ベンスーサンをめぐって」
10月10日 12:30‐18:00
明治大学駿河台キャンパス、リバティタワー14階1146教室
ポール・オーディ氏(パリ・エスト‐クレテイユ大学)
フランソワ・セバー氏(パリ・ナンテール=ウェスト大学)
ラファエル・ザグリ=オルリ氏(パリ・シアンス・ポ)
3氏による発表の後、当人を交えて討論を行います。
使用言語フランス語。翻訳を配布。一部通訳有。参加自由。
問い合わせ先は合田正人。
3、講演会
コラリー・カミリ氏「タルムード的思考入門」
ジェラール・ベンスーサン氏「メシアニズムと世俗化」
10月13日 13:30‐17:00
同志社大学明徳館M1教室
使用言語フランス語、翻訳を配布。一部通訳有。京都ユダヤ思想学会との共催。
4、講演会、ジェラール・ベンスーサン氏「野生の存在」
10月27日
慶應義塾大学日吉キャンパス
使用言語フランス語、翻訳配布。一部通訳有。
同講演は京都ユダヤ思想学会関東大会のプログラムの一部となります。詳細は京都ユダヤ思想学会のHPをご覧ください。
(https://sites.google.com/site/kyotojewish/)