■レヴィナス研究会第14回例会:村上靖彦『レヴィナス:壊れものとしての人間』合評会
次回のレヴィナス研究会例会は、レヴィナスに関する著書
『レヴィナス 壊れものとしての人間』(河出書房新社、2012年)を出版された村上靖彦氏(大阪大学)をお招きし、同著をめぐって合評会を開催いたします。
エマニュエル・レヴィナス研究をはじめ現象学、精神病理学など多岐にわたる研究で国内外で著名な村上氏のレヴィナス論を機縁にして、レヴィナスを今どのように読むか、レヴィナスから出発してどのような問題を考えることができるのか、こうした問題について議論を深めたいと思います。そのため、村上氏の仕事とさまざまなかたちで関心を重ねる気鋭の研究者に特定質問者として議論の口火をきっていただき、その後全体で討論を行います。
●日時 2012年10月28日(日) 14:00-17:00
●場所 東洋大学白山キャンパス2号館3階第1会議室
地図は
こちらをご覧ください。
*当初のご案内から会場が変更になりましたのでご注意ください。
●講演者
村上靖彦(大阪大学)
●特定質問者
屋良朝彦(長野県看護大学) 著書に
『メルロ=ポンティとレヴィナス:他者への覚醒』(東信堂、2004年)ほか
馬場智一(日本学術振興会/一橋大学) 著書に
『倫理の他者: レヴィナスにおける異教概念』(勁草書房、2012年)ほか
澤田哲生(日本学術振興会/東京大学) 著書に
『メルロ=ポンティと病理の現象学』(人文書院、2012年)ほか
●司会
渡名喜庸哲(レヴィナス研究会/東洋大学)
●入場無料 登録不要
●お問い合わせ
レヴィナス研究会:levinasjapon@gmail.com
*この研究会は、科研費補助金「破局の経験から共生の倫理へ」(24820044)の助成に基づくものです。